読書:犯罪者

相棒の脚本家太田愛による初の小説

通り魔殺人事件と思われた、4人の死

生き残った一人と、守ろうとするはみ出し刑事、その友人

実は裏に大企業と政治家の癒着や、食品有害物質混入

裏社会の関与や、個々の主人公達のこれまでの人生も投影されて、大きなスケールで書かれている

脚本家らしく、時が前後したり、次々場面が変わっている、テレビ的な小説

現実の事件も思わせるような、社会は的要素も十分