久々のグリシャム しかも村上春樹の訳
法廷ものではないが(新しいのは法廷ものが少ないような)あいかわらずのスリルとサスペンス
女流作家のマーサーが主人公と思って読んでいたが、実は書店主ブルース・ケーブルが主人公で、金を獲得する物語だった
初版本やオリジナル直筆原稿のコレクションの世界 全くの興味の外の世界だった
市場として成り立っているようだ
グリシャムの弱い者や正義の側に立っていた位置が変わった?
しかし小説としての面白さには、まったく衰えを感じさせない
二人のこれからがまだ続いていって、何かに発展する予感