門井 慶喜
朝鮮出兵のわけは?
見方の恩賞となる土地のため、貿易のため、日本の民が外国の奴隷にならないようにするため、名を残すため、気まぐれ?
大名の結束、国家秩序の強化と大名の戦力削減 と家康は考えるが
秀吉は言う 自分は樹 生まれながらの欲に従っているだけ
家康はそれを見て、秀吉は戦いのない人生を、どう扱えばいいのかわからないのではないかと
お茶々を草千代評して
世間のいわゆる人なみの幸せというやつは、何かに鈍感であり、かつ何かに無意識であることではじめて得られるまぼろしの宝
なのにこの娘には、この人間社会そのものにおける自分の位置がくっきりと見えてしまっている こういう人間は、だいたい幸福にはなれぬ
確かにそうとも言える