読書:じんかん

今村 翔吾

「にんげん」と読めば一個の人を指す。「じんかん」とは人と人が織りなす間。つまりはこの世という意である。

人は飢え死のうとも、孤独に勝てない 多聞丸

人間とは を松永久秀の生涯と、それを語る信長を通して明らかにしようと試みた

と言えるか 両者ともこの時代にあって神仏を信じず、人とは?を問い続けた

現代にも通じる生き方とも言える