読書:彼らは世界にはなればなれに立っている

太田愛

人間とは何かを問い詰めているようだ

よそ者を蔑み、自分の優位性をそのことで確認する事の愚かさや

今のLGBT問題にも繋がる多様性をどう認めるかの視点

魔術師のくだりは、まさに現代の保守教育批判となっている

こんなふうに戦うのなら、抵抗するべきだった

戦争はいつも後悔したときには始まってしまっている

いつも権力を見張り、抵抗する姿勢を持つ必要がある

「子ども達は常に、大人たちによってあらかじめ形作られた世界に生まれてくる。大人が見たいものだけを見て浪費した歳月の負債は、常に彼ら次の世代が支払う事になるのだ。」