清水克之
上品ぽい現代日本人も、中世からの罵詈雑言を引き継いでいる
士農工商は偉い純に並べたものではない 「あらゆる職業の人」という意味の中国古典由来
百姓は天皇の王孫 侍は主人のそばに控えて冷たい板敷をただ温めるしか能がない
今では「勤め人」
鎌倉時代は調停と幕府が国を支配していたが、現実社会派容積、距離、通過換算など地域ごとにばらばらで、まったくアナーキーな実態だった
落書き 鎌倉時代に遡る
参詣者にとっては、参拝の事実を後世に記しとどめ、自身の願い事が仏神に届くことを祈った
落書きへへ込められた、先祖の素朴な願い、外国での寛容さ
異文化を学ぶ高揚の一つは、自分たちと異なる価値観への寛容
虹の立つところに市を立てるのが風習
信仰と呪術が「中世」を彩る一つの特徴
中世から近世にかけての変化は、呪術から合理主義への変化
室町から戦国時代の人々は神仏への懐疑の念を抱いてしまった
それは戦争を不運の一つとして受け入れるしかなかった時に、既存の宗教が人々を救済しない事に気付いてきた そしてキリスト教や一向宗が隆盛したり、合理的な思考へすすむ