2011-09-12 読書:パラドックス13 東野圭吾 ブラックホールの異常現象で崩壊してゆく地球に取り残された数人の、生き抜こうとする物語 人と人とのかかわりが全くないなんてことはない 見知らぬところで人とのつながりのなかで生きてきたんだという、誠哉の言葉を借りた東野のメッセージが伝わる ありそうでなさそうな科学的背景に、ヒューマニズムをにじませた東野らしい作品