2010-01-01から1年間の記事一覧

エクスペンダブルズ

ランボーの現代版 さすがに真の悪人は国内にいることにせざるを得ない 相変わらずの撃ち合い暴力 時間つぶしにしては後味悪い

映画:悪人

殺人者に恋心を抱いてしまう女 ただ殺人者といっても、悪人かというと?マーク しかも妻夫木主演ではなかなか憎めない この事件での悪人は一体誰だったのだろうかと考えさせられる 殺された女の責任:しかしその家族の心情 この女を邪険にした金持ちのぼんぼ…

読書:夜明けの街で

東野圭吾 不倫する男の心情が手に取るようにわかる 不倫するには金、時間、体力が必要と誰かが書いていたが・・・ 結局は女のたくらみに利用されるだけなのか 推理を読ませるだけでなく、心理描写も適格な東野圭吾の筆致力をみた

読書:むかし僕が死んだ家

東野圭吾 墓である家での推理 沙也加の過去を解き明かして行く推理に、主人公の過去の告白をからませて真相が分かってくる過程がすばらしい 初めから解く鍵があちこちに散りばめられている その用意周到さに感心

読書:卒業

東野圭吾の初期作品 加賀がまだ学生時代の、同級生に起こった自殺と他殺事件の究明 東野らしい、科学的な推理が進められていくが、茶の儀式などやや煩雑でじっくり理解しようという意欲がそがれる しかしその後の科学的推理小説の萌芽として十分楽しめる

映画:瞳の奥の秘密

小説家と判事補との、焼けぼっくいに火という映画だが 妻を殺された夫の執念、憎しみがぞっとするような怖さを感じさせた しかし、判事補の旦那は一体何だったのだろう 二人の幸せが喜ばしいのとおなじくらい、夫は哀れだ

映画:インセプション

ディカプリオがだんだん男らしくなって、見ごたえのあるはいゆうになってきている 映画自体は、シックスセンス以後主人公が結局落とし穴にはまっているのパターンだが、映像は目新しい

読書:謀略法廷

ジョン・グリシャム(白石朗訳) アメリカ法曹界の資本支配の実態 アメリカというところは、金で全てが動いていると言えなくもない 良心ある人々の力や、金のない者の努力など吹けば飛ぶようなものか グリシャムほどの作家が訴えることで、少しずつ変わること…

読書:告白

湊かなえ 映画化されるとの事で妻が購入 時々ある登場人物ごとの語りをつないだもの お互いの話が少しずつづれながら、最後に衝撃?の告白で終わる といってもそれぞれが真実を告白しているのかは不明のまま 特に森口先生の話は、最初がすでに嘘で始まったこ…

映画:アイアンマン2

アイアンマンが自分だと正体が明かされる 同時に心臓のパナジウムで生命の危険が迫る中、父親に対する恨みを持った「ロシア」の敵が現れ対決 アメリカヒーロー的危機と逆転happy end 映画券が余ったときの、時間つぶしには不自由しない どっちかというとスカ…

ロードレース

SAIKOロードレース:2010.6.20 ロードレース初参加 なんとか初級者目標の、10Km;1時間で top runnerの速さを実感できた 何といっても一番苦しかったのは、9Km給水所で水を飲んだ時誤嚥してせき込んでしまったこと:笑えない 妻は少人数とはいえ表示され…

映画:ザ・ウォーカー

デンゼルワシントン 戦争で荒廃してしまった未来で、1冊の本を西へ運ぶ男(つまりそれが聖書なのだが、どんでん返しとして点字本である) 本を運ぶ男には奇跡的な力が宿る 暴力的に本を手に入れて、君主を目指している者との戦いもある しかし主題は聖書の教…

読書:剣岳<点の記>

新田次郎 以前はよく読んだ 映画化に刺激され読んでみる 当時の不十分な装備での登山の苦労が伝わる それにしても柴崎と長次郎の深い信頼感には、派手ではないがジーンとくるものがある それと対比して、軍部のご都合主義にはあきれるばかり もっともそれが…

読書:笑って死ねる病院

民医連の病院ではよく取り組まれている「お出かけ」 しかし一般的には、経費の問題で、家族に任せるのがやっとなのだろう 取り上げられたケースは確かに涙を誘う素晴らしい例だが、本に載せられないどろどろしたもっとたくさんの出来事があったと思う いずれ…

読書:山谷でホスピスやってます

映画:おとうとをみてホスピス「きぼうのいえ」を知る キリスト教徒としての献身があふれ出ている 介護者の気持ち:シーツを汚しちゃっても任せきってくれる人に対しては、援助することに充実感がある「喜んで世話になる生き方がある」という思いを選べたら…

読書:らくごDE枝雀

天才桂枝雀と落語作家小佐田定雄の落語と対談集 枝雀の落語分析は新鮮:緊張の緩和やサゲの4分類等 初めてこのような話を読んだ もっと落語を知っていれば、さらに知的な興味が湧いただろう 八五郎坊主の中の話 「槃特という釈迦の弟子、物覚えが悪く自分の…

映画:マイレージマイライフ

ほとんどフライト旅行で全米出張生活のライアン ふと同じ生活のアレックスと、家族をもてるのではないかと気持ちが揺らぐ しかし彼女には夫も子供も マイレージを貯めるより人生のもっと大事なものに気づくが・・・ そういう生活も悪くないが、年とともに家族が…

COTTON CLUB

初めてのjazz レストラン 開場前から数十人の列でびっくり 席のグレードアップはできなかった Eric Alexander Quartetは初めてだったが、熱演に好感が持てた 特に白人3人に交じっての、黒人の初老のピアニストがなかなか素敵だ 料理はいまいち、魚の方がよか…

映画:Green zone

久しぶりのマットデイモン こういう孤独な闘う男が似合う イラクの大量破壊兵器は実はアメリカの丁稚上げだったという、ありそうな話 それをいかにもアメリカ映画的に善者と悪者とが攻防する しかし今回最後に勝ったのは国を思う国民だったというのは、黒澤…

映画:シャッターアイランド

本筋ばかりに捉われてはいけない まんまとハマってしまった 真相が明かされてもまだ違うのではないかと思ってしまった 確かに職員が集められて、質問される場面が妙によそよそしかったり、部下との出合い、その余裕ある態度など、不満な点を感じていたが・・・ …

読書:名探偵の呪縛

東野圭吾 学会で読もうと図書館で借りる 本格推理小説のない世界へ迷い込んだ小説家が、探偵になって謎解き 設定は東野圭吾に似合わず空想的だが、作家としての自分を投影していて、初心に帰る姿勢を小説にした一石二鳥と言っていい 推理小説としてそれなり…

読書:鳥人計画

東野圭吾 スキージャンプが分析されていて面白かった ただこのトレーニングマシンが現実的かというとちょっと疑問 また杉江父の描き方も、ややステレオタイプでありえなさそう 娘の心理は理解可能な描き方 やはりスポーツの根源は、人間の情熱や努力と信じた…

映画:NINE

脚本を描けなくなった監督の苦悩 こんな美女に囲まれて、満たされすぎているためか 結局その苦悩を映画にしたと ミュージカルとしては、歌や踊りが控えめで、映画っぽい He got hurt protecting me.

読書:「超」文章法

野口悠紀雄は右寄りではあるが、合理的な考え方が受け入れられる この本は以前にも読んだが、途中だと思って読みなおしてみた これまでの文章読本より「前の段階」を強調している 1.メッセージの明確化 2.骨組みの構築 説得力を強める:比喩、具体例、引用 …

パソコントラブル

インターネット中急な停電で切れる その後つながらなくなってしまった 工学部出身者に聞いても、LANの設定をし直しても解決せず ヘルプデスクへ IEのファイルの中のオフライン作業にチェックがはいっていた 停電で自動的になったらしいとのこと こういうト…

映画:シャーロックホームズ

これまでの常識を覆すホームズとワトソン像 原作でもワトソンは元軍人だったそうだが これからの行動をまずスローで示し、実写していく手法は面白い ホームズの人間性も興味深い 謎解きに挑戦していないと腑抜けてしまう性格 頭が切れるだけでなく、武力も備…

読書:海辺のカフカ

ドラマ化されるとのことで、初めて村上春樹を読む 現実と空想が混在する、ちょっと苦手なstoryだが、次の展開を読み進めずにはいられない推理小説仕立て 少年の成長を描いたということか 「でもね、田村カフカくん、これだけは覚えておいたほうがいい。結局…

映画:パーシージャクソンとオリンポスの神々

ギリシャ神話をベースにしたファンタジー小説シリーズの映画化だと ハリーポッターに負けず劣らずとのこと 雷撃等の宝物や、剣が重要な武器として登場するのはいつものこと ヒーローとヒロインが最後に仲好くなるし、仲間(家来)の登場も定番で安心といえば…

新車

新車届く 新車の匂い、新車の輝き 運転がつい慎重になる すぐ雨が降って濡れてしまった I'm on my way.(今そっちにむかってる)

映画:おとうと

山田洋次監督作品は欠かさず観ている 弟にいくら負い目があるからといっても、それだけで説明できない家族のきずなの太さを感じる 2タイプの医師が登場したのも象徴的 There's no way I can ask him that.(いくらなんでもそんなこと聞けない)