読書:「超」文章法

野口悠紀雄は右寄りではあるが、合理的な考え方が受け入れられる
この本は以前にも読んだが、途中だと思って読みなおしてみた
これまでの文章読本より「前の段階」を強調している
1.メッセージの明確化
2.骨組みの構築
  説得力を強める:比喩、具体例、引用
 パソコン時代の文章法:とにかく始めよ

メッセージ(主張や発見、テーマ)が重要
 それは一言で言えるもの、書きたくてたまらないもの
 書く作業:書くに値するものを抽出する(広すぎるテーマはだめ)
 メッセージは考え抜いて見つける 自分の専門から出発し一般に通用する法則を見出す
 ためになる(有用な情報)か面白い(謎解きと発見)かが必要
  ためになるかどうかは読者によって違う:読者の理解度を想定
骨組み
 主人公は旅(一般理論や世界情勢)に出る
  旅の経験から日常生活を見直せば、新しい視点が得られる
 一つは二つ(物の二面性)の議論展開、対立概念
 一つの文章にはストーリー(骨組み)一つ
 長さが内容を規定
  パラグラフ-150字:1パラクラフ1意
  短文-1500字:論理展開できるが、反対意見の紹介などの余裕なし
  長文-15000字:序論本論結論
   序論:ドラマチックに、初めに結論やクライマックスを述べる
   終わりも重要:終わりから読む人がいる、読後に残る印象

もっともな内容で、  の主張も同様であった