2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

読書:水底の女

レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 マーロウ探偵謎解きの活躍 ストーリーとしてはミステリーとして面白く読めた だがまず室内等描写が細かすぎて、ミステリーとしての店舗が失われている感が否めない 村上春樹が言うように、軽快なペースをもった作品とは…

読書:新聞記者

望月衣塑子 自身の半生 まさに木で鼻をくくったの代表例に出てきそうな、菅官房長官の答弁 それに屈せず権力が隠そうとしていることが何かを、明るみに出そうと奮闘する記者魂 孤軍奮闘にも見えたが、見ている人はしっかり見ているし、表には出ていなくても…

読書:恋のゴンドラ

東野圭吾の軽い小説シリーズ スノボ好きの若者達の、恋愛模様 まあどうでもいいかなっていう模様だが 狭い交際範囲内で、恋愛関係は結構完結してしまう世間の狭さ 東野圭吾もスノボ好きなだけあってなかなか細かいところに詳しい ホテル業務にも精通している…

読書:それ以上でも、それ以下でもない

折輝真透 アガサ・クリスティー賞 第2次世界大戦末期、フランスの小村 サン=トルワン かくまっていたレジスタンスが何者かに殺される 狼狽するステファン神父 疑心暗鬼の村人 村人達の戦時下での生活、過去の過ちが描かれる中 ナチがやってきて、極限での行…