2020-05-29 読書:水底の女 レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 マーロウ探偵謎解きの活躍 ストーリーとしてはミステリーとして面白く読めた だがまず室内等描写が細かすぎて、ミステリーとしての店舗が失われている感が否めない 村上春樹が言うように、軽快なペースをもった作品とはならなかったようだ 2つの短編を、後で一つの長編にするのはやはり難しいのだろう もっとも第二次世界大戦ころ書かれたことを思えば、今の感覚と会わなくても仕方ないのかもしれない