読書:水底の女

レイモンド・チャンドラー

村上春樹

マーロウ探偵謎解きの活躍

ストーリーとしてはミステリーとして面白く読めた

だがまず室内等描写が細かすぎて、ミステリーとしての店舗が失われている感が否めない

村上春樹が言うように、軽快なペースをもった作品とはならなかったようだ

2つの短編を、後で一つの長編にするのはやはり難しいのだろう

もっとも第二次世界大戦ころ書かれたことを思えば、今の感覚と会わなくても仕方ないのかもしれない