2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画:ザ・ウォーカー

デンゼルワシントン 戦争で荒廃してしまった未来で、1冊の本を西へ運ぶ男(つまりそれが聖書なのだが、どんでん返しとして点字本である) 本を運ぶ男には奇跡的な力が宿る 暴力的に本を手に入れて、君主を目指している者との戦いもある しかし主題は聖書の教…

読書:剣岳<点の記>

新田次郎 以前はよく読んだ 映画化に刺激され読んでみる 当時の不十分な装備での登山の苦労が伝わる それにしても柴崎と長次郎の深い信頼感には、派手ではないがジーンとくるものがある それと対比して、軍部のご都合主義にはあきれるばかり もっともそれが…

読書:笑って死ねる病院

民医連の病院ではよく取り組まれている「お出かけ」 しかし一般的には、経費の問題で、家族に任せるのがやっとなのだろう 取り上げられたケースは確かに涙を誘う素晴らしい例だが、本に載せられないどろどろしたもっとたくさんの出来事があったと思う いずれ…

読書:山谷でホスピスやってます

映画:おとうとをみてホスピス「きぼうのいえ」を知る キリスト教徒としての献身があふれ出ている 介護者の気持ち:シーツを汚しちゃっても任せきってくれる人に対しては、援助することに充実感がある「喜んで世話になる生き方がある」という思いを選べたら…

読書:らくごDE枝雀

天才桂枝雀と落語作家小佐田定雄の落語と対談集 枝雀の落語分析は新鮮:緊張の緩和やサゲの4分類等 初めてこのような話を読んだ もっと落語を知っていれば、さらに知的な興味が湧いただろう 八五郎坊主の中の話 「槃特という釈迦の弟子、物覚えが悪く自分の…