読書:それ以上でも、それ以下でもない

折輝真透

アガサ・クリスティー

第2次世界大戦末期、フランスの小村 サン=トルワン

かくまっていたレジスタンスが何者かに殺される

狼狽するステファン神父 疑心暗鬼の村人

村人達の戦時下での生活、過去の過ちが描かれる中

ナチがやってきて、極限での行動

ミステリーではあるが、神父を中心にした心情劇でもある

しかし戦争が終われば、生きてゆくための生活を取り戻さなければならない

「過ぎ去った時間は、それ以上でも、それ以下でもない」