人類の発生と未来
宗教と科学との対立は、これまでの著書でも取り上げられていたが、根源的な問いかけに対する答えは初めて
基本元素から、アミノ酸が生成され、何億年ものシミュレーションでDNAが発生するなど、初めての話だったが、かなり近いところまで実証されているということか
さらに将来を見据えると、AIとの融合?が生じる?
まさに登場するウィンストンが体現しているとのメッセージにも読める
話は例によって、ラングドンが美女と二人で逃亡しながら、真実を明らかにしていくサスペンス
その中での引用やdataが事実に基づくと前書きされていて、気が抜けない
わくわくどきどきは、これまでの小説にやや劣るも、ここまで進んだ科学の到達点を知らされると、目から鱗の印象
しかしいつもラングドンのロマンスは実らない