読書:学生街の殺人

東野圭吾
落ちぶれかけた旧学生街で起きる、連続殺人事件。
大学卒業後ビリヤード場でバイト生活の主人公が、探偵役で真相にせまる。
2件目までの事件解決で一段落に見える展開が、結局身近な犯人をあばくことになる。
この中で、主人公の成長もみられ、将来への前向きな姿勢が示されるという、一種学園もの。
事件の悲惨さに対比して、それなりの将来への希望も示されている。