読書:神様のカルテ

夏川草介
松本の医師
夏目漱石作風で、現代小説としては話し方が古風すぎるが
アパートもちょっと旧制高校時代を彷彿とさせる
現役医師だけあって医療現場に実情がよく表現されている
これだけの病床数で、消化器3人というのはどうかと思うが
病院は相澤病院が見本?
大学へもどるかどうかで揺れる気持ち、やはり残った気持ちはわかる
特に卒業後すぐに市中病院で研修した医師ともなれば
同級生と一緒に仕事が出来るのは幸せと言える
なかなか二人が飲み屋で出くわす機会も少ないだろうが