読書:レオナルド・ダ・ヴィンチ

ウォルター・アイザックソン

数千の手稿からレオナルドの伝記を書き下ろした作者にまず脱帽

非嫡出子だったレオナルドの生い立ち

それが自由な発想の出発点

数学は苦手だったが、その代わり徹底した観察から写実へ、法則を導き出す好奇心の持続

観察したことを絵画にする際に、必要なら30体の解剖や、光の研究、水の研究へと続く

芸術と化学の融合

一方で多くが完成に至らない人間性 しかしそれは世界が流動的と考え、たびたび新たに手を加えたため、終わりとしなかったこだわり

「この世界の知りうることすべてを知り尽くした人物」