読書:桑田佳祐論

スージー鈴木

お下劣なエロから、おフザケのコミックソング、涙ちょちょぎれるラブソングから、ノリノリのロックンロール、意味から解放されたナンセンスソングを経て、そして」安保っておくれよLeader 過保護な僕らのFreedom」に至る 歌詞世界の広大さ

そしてメッセージソング

Rock and roll hero

ただし歌詞全体を読んでみても,

政治的/思想的な背景は感じにくい

ジョン・レノンに近い?「国境なんてないと想像してごらん」

戦後民主主義を誰よりも謳歌したのが桑田佳祐だと著者は解く

その過程で桑田の言葉が顧みられなくなったと

しかし自分としては、サザンの歌はいにしえの日本の言葉を、現代によみがえらせるようなしみじみとした味わいがあって、好きだったな