読書:虚ろな十字架

東野圭吾

虚ろな十字架:殺人犯が有期刑で刑務所に収監されていることを指しているようだ

刑務所で反省しない人間などいくらでもいる そんな人間の背負う十字架など虚ろなものだ

殺された妻小夜子 死刑廃止論への反論

「何を手に入れれば遺族達は救われるのか。死刑を求めるのは、ほかに何も救いの手が見当たらないからだ。」

 しかし平井弁護士からは「死刑は無力」と

殺された元妻 犯人は自首して、死刑にはならないだろう

しかし元妻の離婚後の仕事ぶりから、祖の殺害の裏には、21年前の赤ん坊殺しの秘密が隠されたいた

その罪の重さから逃れられない2人の、十字架を背負って生きてきた生き様が明らかになる