映画:怒り

夫婦惨殺事件犯人が整形を繰り返しながら逃亡中
3カ所で素性の知れない男が現れる
それに関わる人たちの、動揺や不安が徐々に募る様子がリアルに現されていく
犯人の防犯カメラ画像が、犯人と疑われる松山ケンイチにも、綾野剛にも、森山未來にも似ているという不思議
それぞれの抱える怒りが表現されるが、それらがどのように由来し、どう解決されるかの、テーマに関わる部分が曖昧な気がするが、それを提示するための作品と捉えられないこともないか
渡辺謙始め、演技派ぞろいで、その見応えは大きい