読書:暴虎の牙

柚木裕子

シリーズ最終章

今回は愚連隊の長となった沖の、生い立ちから、大上や日岡とのかかわりが描かれる

暴力団に全く援護できるところはないが、生い立ちには一片の同情は寄せられるか

しかし父親、友人、敵対者を殺して野望を貫くものに、未来はないということ