読書:黙約のメス

本城雅人

脳死移植は生体移植と違って、生きている人に傷つけずに行える

ドナーのその後の人生を考えると、少なくとも子から親へというのは考えにくい

「体についた傷のせいで、心まで傷ついてしまう事がある」

「医師に問題が生じると、マスコミや世間は医師が人倫に背いて生命を粗末に扱ったかのように厳しく非難するが、医師が受けた痛みは誰がいやしてくれるのだろうか。医師だって一人の人間であるのに」

移植の意思表示はやっぱり大事だな