2023-01-01から1年間の記事一覧

読書:50歳からの科学的「筋肉トレーニング」

フィンク・ジュリウス 中高年は、中等度のウェイトを使い、セット間の休息時間を短くする:生化学的ストレス 付加をゆっくり増やす

読書:チョウセンアサガオの咲く夏

柚木裕子 検事 佐方貞人の事務官増田 佐方の言葉:嘘の先には、嘘しかありません 嘘を吐いた友人の胸には、ずっとわだかまりが残る なぜなら、すべての人間を騙せても、本人だけは自分が嘘を吐いていると わかっているからです 世間を偽ることはできても、本…

読書:桑田佳祐論

スージー鈴木 お下劣なエロから、おフザケのコミックソング、涙ちょちょぎれるラブソングから、ノリノリのロックンロール、意味から解放されたナンセンスソングを経て、そして」安保っておくれよLeader 過保護な僕らのFreedom」に至る 歌詞世界の広大さ そし…

映画:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

アカデミー賞7武門受賞!ということで見に行くが?? テーマは家族への愛ということかなとは思うが ちょっと日本人的にはしっくりこない、入ってこない 直前の「OTTO」がよかっただけに

読書:臨床真理

柚月裕子 共感覚 人の感情が色でわかる を持つ司 「人と違う奴は、まともに生きちゃいけないのか」 心理士や共感覚を持つ者 同じように心理を見抜こうとする者の対極で、証拠がなければ動けない警察が、協力して解決に向かうという光明 その中で知的障害者へ…

映画:オットーという男

トムハンクスが年取ると、こんなおじいさんになるんだろうなという、リアリティがあった 頑固で口うるさい 規則を守らない者を許さない しかし心の底には、亡くなった妻と生まれるはずの子への愛が詰まっている その硬い心の殻を破るのが、向かいに引っ越し…

読書:トリガー

真山仁 日本韓国の在米軍を民間軍事会社に移管する! その受注を目指す軍事会社の、政治家達への賄賂 それを暴くキム・セリョンら しかしセリョン暗殺は決行される 解明を依頼される冴木 スパイ達と、日韓の検察 インテリジェンスらのせめぎ合い まんざら架…

読書:レーテーの大河

斉藤詠一 松本清張名作「点と線」 レーテー:忘却 満州から逃げ延びた幼なじみ3人 逃がした兵隊 20ほど後に巡り会う 米軍に言いなりになっている日本を変えようと 戦争はまだ終わっていない オリンピックだからって、何でも許されるわけじゃない 今も昔も…

読書:パレートの誤算

柚木裕子 ある事象の二割が。全体の八割を担っている 蟻の集団には必ず働かない蟻が存在する しかし働かない蟻とされる生保受給者も、自立に向かって頑張っている その人たちが努力して自立できれば、最終的に働かない蟻は、限りなくゼロに なるのではないか…

読書:知っておきたい爪の知識と病気

東 禹彦 爪は短く切ってはいけない そういえば、子どもの頃、爪噛みの癖があったこと思い出した

読書:迷宮の月

安倍龍太郎 中国唯一の女帝 則天武后 2度目の遣唐使として執節使として中国へ向かい真人 しかし唐はすでに武周の世に変わっており、国交回復に奔走 見事な慧眼で、武后が替え玉である事を見抜き、太平公主との甘い夜を過ごし、武周派と武唐派との融和の仲立…

読書:蟻の菜園 -アントガーデン-

柚木裕子 南米に「蟻の菜園」と呼ばれる、蟻と植物の共依存によって成り立っている自称がある。 人はひとりでは生きられない。誰かに助けられ、誰かを支えながら生きている。が、その前提には自分という人間の確立が必要だ。自立の上にこそ、確とした人間関…

読書:プリンス

真山仁 ミャンマーをフィクション化? 自国民による民主主義の確立 平和ぼけした日本人にどう映るか どんな国にも、それなりの同じような歴史があったと思う 外の大国が思惑から介入することがあってはならない

読書:教誨

柚木裕子 「約束は守ったよ、褒めて」 何の約束だったのか 殺人で死刑執行された響子の過去をたどっていく内に、不幸な生涯と、母との、墓に戻るためという約束 その哀しい物語 主人公香純の割り切れない気持ち 時代や土地柄もあったろうが、現代の社会情勢…

読書:当確師 十二歳の革命

真山仁 「父さん、これで終わりなの?」 祖父健克の死に対し、父親に誉は言う それを受けて、父健信は代理の立候補を決意する と思いきや、実は健信の、十分に練られたストーリー通りの展開だった パフォーマンスだけの総理岳見は見事に選挙で敗北 諏訪を舞…