読書:ある閉ざされた雪の山荘で

東野圭吾
閉ざされた山荘内で、次々に宿泊客が殺されていく
これまでよくあった設定だが、それが演技として、役者たちに演じさせ、最後まで事実なのか、演じているのかわからないという、東野らしい思いもよらない設定
麻倉の隠れる部屋が、はじめの見取り図でも何となくわかるのだが、読んでいくうちに頭から離れてしまう
後で真相が明らかになるが、事情を知るメンバーや知らないメンバーがそれぞれ役者らしく演じていたことがよくわかる
結局中西が役者として売れていくだろうことが示唆されている
最後は涙もハッピーエンドか